第2章 転機
青城side
いのりがその場を離れた瞬間青城メンバーたちは思ったことは一緒だったと思う。
(((笑った顔可愛いーー)))
「いや、あの笑顔はやばくない。俺きゅんってきちゃった」
及川の言葉に「俺も」という声が何人かした。
「もともとかわいかったけどさらにいのりちゃん可愛くなってるなぁ。ねぇ岩ちゃん」
「そうか?あんまりわからないだろ」
「もう!岩ちゃんの鈍感!」
及川と岩泉が話しているのを聞いて花巻が少し反応する
(やっぱり水瀬さんって人気あるだろうなぁ…しかもさっきも目を逸らされた感じがするし…俺嫌われた、?)
花巻は及川の発言や目を逸らされたことに対し少しモヤモヤしながらコートの片付けに入った。