第2章 転機
コーチに言われてボトル作りをしようと水道に向かう。しかしさっき花巻から言われた言葉が頭に残り離れない。
(花巻さんのあの言葉…きっと冗談だよね…!!)
なんとか無理やり自分を納得させ水道に着く。するとさっきのちょっと怖そうな男子と坊主の男子がいた。
『あの…私コーチに言われてボトル作って欲しいって言われたんだけど何手伝えばいいですか??』
すると坊主の男子が口を開く。
「ありがとうございます!あ、じゃあ俺たちボトルに水入れていくからスポドリ用の粉入れてもらっていいですか?」
『はい、分かりました!』
「俺一年の渡っていいます!これからよろしくね。 水瀬さん!」
ボトルを作りながら渡は いのりに軽く挨拶をする。 いのりも『こちらこそよろしくお願いします。』と挨拶を交わす。そしてもう一人の子の方をチラッと見て挨拶をしようとするとちょっと怖い男子が近づいてくる。少し怖く感じ後退りをするとその男子は頭を勢いよく下げてきた。
「さっきはごめん!ほんとにマネージャーとは知らずに追い返して。」
思ってもいなかったことを言われ いのりはびっくりしてしまい目を丸くする。しかし慌てて『顔を上げて…!』と言い話を続ける。
『私もごめんなさい。大きな声出したりとかちゃんと説明しなかったのもすみません。ちょっと緊張してて…改めてよろしくお願いします。えっと…名前は、、?』
「矢巾。矢巾秀。これからよろしくな!俺も一年だからタメ口でいこうぜ!な、 いのり!」
意外にもフレンドリーに話しかけられまたびっくりしてしまう。同じ一年これから3年間一緒にやっていく仲間であるため いのりも仲を深めなければと思い普段はあまり自分からいけないので矢巾のフレンドリーさは嬉しく感じた。
「うん!矢巾くん渡くん!これからよろしくね」
「「よろしく!」」矢(笑った顔かわいいいーーー!)
一年同士の挨拶も終わりボトルも作り終わり急いで体育館へ戻る
両チームアップが終わり試合が始まろうとしていた。