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君に一輪の花を【ハイキュー】

第1章 出会い


北川第一中出身だったいのりは及川のことを知っている
なにせいのりの中学校の部活は男子バレー部のマネージャーだったからだ

(及川先輩か…懐かしいな。及川先輩もそういえば青城だったんだっけ…ってことは岩泉先輩もいるのかな)

と、ふと思いながら弁当を口に運ぶ。
バレーは嫌いではないむしろ父親が生きていたころはプロの試合を観戦するくらいのバレー好きだ。
小学校のころバレーをしていたが膝を故障してしまいジャンプができなくなってしまった。中学校ではバレーの強い北川第一の男子バレーのマネージャーをしていた。

その中でも及川と岩泉は群を抜いてうまかったのでいのりの記憶の中でも印象強い人たちだった。

最近はバレーを見ることもなくなっていたので久しぶりにバレーが見れることがうれしいので二つ返事でOKを出した

「じゃあ練習試合3時だからその前に学校に集合ね」

遥との約束もうれしい。バレーを観戦できるのもうれしい。
久しぶりの楽しみができたいのりは笑顔で返事をし残っていた弁当を食べ進める。


外では温かい春風が吹く
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