第1章 出会い
お父さんが私に残してくれたバレー
毎日に彩りをくれたバレー
友達を作るきっかけをくれたバレー
バレーにはたくさん支えてもらった。
父が亡くなってから私だけ楽しい思いをしてはいけない
母に迷惑をかけてはいけない
母のために頑張って父のような人になりたい
いつの日かそう思いバレーに触れることがなくなった
父が亡くなって母も悲しいのに私だけがバレーをして
楽しんじゃいけない
バレーをするんだったら勉強をして父みたいに
素敵な教師になりたい
日常の生活の中にバレーが溶け込んでいたのに
いつのまにかなくなってしまった
でもそれは私の考えに過ぎなかった
父の考えはどうなのだろう
母の考えはどうなのだろう
父には聞けないけど
花巻さんから父の思いを伝えられたらそんなのかなって思えた。そうなのかな。でも父だったらそう思ってそうと納得してしまう。さすが1年間父の教育を受けただけあるなぁ。
その時の風景を思い浮かべたら笑えてしまう。
今度はお母さんの気持ちも聞いてみよ。どんなこと考えてるのかな。お父さんと一緒の考えだとうれしいな
また私バレーにかかわっていいのかな
こんな私がバレーをすることを許してくれるかな
みんなを支えられるかな