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Dream〜2nd season〜(宏光)

第1章 デビュー!!


そして東京へ戻る日の前夜。



宏光「Ruuna、明日は何時?」


さっきから私を抱きしめて離さない宏光。


Ruuna「明日は、お昼の新幹線だよ」
宏光「お昼かぁ………もうちょっと一緒にいれたらなぁ……」


今日の宏光は、いつもより甘えん坊だ。

今回の事で、宏光との距離が縮まった様に感じるのは私だけじゃないみたい。



Ruuna「私だってもっと一緒に居たいけど、帰ってレコーディングしないと、私のファンの子達が首を長〜くして待っていてくれるからね(笑)」
宏光「俺もRuunaのファンなんだけどなぁ……(笑)」
Ruuna「うふふ♡頑張ります!!」










東京へ帰った私は、無事にレコーディングが終わりツアーへと向かった。




宏光の体調もすっかり戻り、舞台は連日満員御礼のようだ。

宏光の舞台が千秋楽を迎える頃は、私もツアーが終わっている。



離れ離れもあと少し。




寂しいけど………寂しいのは私だけじゃないしね。








私は2人で過ごせる日を楽しみにしていた。

まさかあんな事になるとは思いもせず………


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