第7章 サヨナラは突然
私は急いで涼介のいる病院へと向かった。
病室に入ると、苦しそうに息をする涼介の姿
涼介『ハァ……ハァ……ハァ……』必死に呼吸をしている涼介。
[涼介……涼介……しっかりしてよ!!]駆け寄った
涼介『……なんだょ……ハァ……ハァ……』
[涼介……グッ、死なないでよ、あの日の約束は?。二人で雪景色の中で過ごすって約束はどうするんだよ!!]
涼介『……死なねーよ、お前のそばにいッ……ヒャァ……』
ピィ――――――←鳴り出した機械の音
[アァ…、涼介、しっかりして……やだよ、行かないでよ……涼介!!]
夕焼けの東京に響き渡った叫び声
涼介は18才でこの世を去るのだ。
どうして、私は…涼介に本当の気持ちを伝えてあげられなかったのかな?。