• テキストサイズ

呪術師の日常

第1章 伏黒恵





宮城とはいえ回収だけだからすぐに帰ってくると思っていた。



五条先生に抱えられて帰ってきた伏黒くんはボロボロで、すぐに家入先生の治療を受けていた。





そして

あの子が宿儺の指を食べた子…







伏黒くんの事が心配になった私は伏黒くんの部屋へ向かった。



コンコン



返事はない




ドアを開けると頭に包帯を巻かれて横たわっている伏黒くんがいた。

近づいても起きる気配はない。



『伏黒くん……』


伏「ん…」


あ!!


『大丈夫!??』
伏「これを見て大丈夫そうに見えるか?」
『う……っ』
伏「冗談だよ…
そんな落ち込まなくても…っ!?」


気づいたら泣いていた。



『ごめん。泣くつもりは無かったんだけど…
生きててよかっだーー!』


ギュッ


え!?!?



伏「新井不安にさせてごめん。」


伏黒くんは私を抱きしめたままそう言った。



『グスッ
うん、一緒に強くなろうね。』





少しして彼は五条先生と宿儺の指を食べたという虎杖悠仁くんに会いに行った。




この間少し見たけどどんな子なんだろう。
指を食べるぐらいだし変わった子なのかな…。




そして


・・・悠仁面談中・・・






『虎杖くんってどんな子なの?』
伏「んーー、変な奴」


え?

伏「でも、呪力無しで戦ったら俺より強い」

伏黒くんがここまで言うって事は相当なんだろうな。




『あれ、何か声聞こえない?』

伏「まさか…」




伏「げ、隣かよ
空室なんてほかにいくらでもあったでしょ」
虎「おっ伏黒!」




あの子が虎杖悠仁くん

確かに強そう


虎「あ!君が伏黒ともう1人の1年生?」
『そうだけど…』
虎「俺、虎杖悠仁!って知ってるかな笑
君、名前は?」
『新井さくら です』
虎「おっけー!よろしくな新井!!」


げ、、げんき…。




/ 8ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp