第4章 好きだと言ってみた【オールキャラ】
【承太郎】
「承太郎、好きよ。」
「…知ってるぜ。」
そう言って帽子をかぶり直す。
これは、承太郎が照れているときの仕草だ。
「だから、あんたのことが大好きなアンナちゃんにオヤツを少し分けてくれないかなぁ~、なんて。」
「はぁー…。ほらよ。」
「わーい!承太郎、愛してるわよ!」
「やれやれだぜ。」
(…承太郎にあそこまで好き勝手できるのはアンナぐらいじゃのう。)
(案外甘ちゃんなんだなぁ、あいつ。)
【ポルナレフ】
「好・き・よ、ポルナレフ。」
「メルシィ~、アンナ。俺も愛してるぜ~!」
ウィンクして、そっと頬にキスするフランス人。さすが愛の国フランスから来ただけのことはある。
バギィィ!!!
「ポルナレフ、女性に気安くそういう事をするんじゃあない!」
「か、花京院…。いくらなんでも肘鉄はひどいんじゃあねぇの?」
「あら、花京院。…妬いてるの?」
「そ、そういう事を言っているんじゃあない!アンナさんは、もっと自分を大事にしてください!」
(…わかりやすい奴。)
(若いっていいのぅ。)
【イギー】
「イギー、好きだよ。」
「…だ、だからお願い!髪の毛にガムはつけないで!きゃー!」
好きだろうが、俺には関係ねーぜ。