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水光接天 【鬼滅の刃/宇髄天元・弟】【中編】【R18】

第16章 ※新月


天空は「はぁ?」と怒ったような顔をしたが、ふっと笑うとあやの口に自分の唇を重ね始めた。何度か啄むようなキスをした後、べろりとあやの唇を舐める。あやもおずおずと舌を伸ばす。舌先と舌先を触れ合わせ、天空の舌の両側や先を舌先で辿る。天空もあやの舌を絡め取り、上顎や舌の根に舌を這わせる。
「んっ・・んっ・・・」とあやの甘い声と舌と舌が絡み合う水音が広い部屋に響く。
天空はキスをしながらあやのブレザーを脱がせ、シャツのボタンを外す。あっという間に上半身はブラだけにされてしまった。
そしてブラの上からあやの乳房を揉み、突起を見付けると抓んだり指先で転がしたりする。ブラの上からだと刺激が少ないからか、「ふ・・ん・・・」と鼻に抜ける甘い吐息を洩らしながら、あやは身じろぎする。
天空は面白そうにあやの動きを眺め、唇を離す。
あやは息を整えながら潤んだ瞳で天空を見つめた。天空のキスはいつも甘い。
天空はブラを外すとベッドの横へぽいっと投げる。
「あや・・・触って欲しいか?」
天空に見られてピンと硬くなっている突起を指差し、にやりと笑いながら天空は問う。
あやはそのにやりと笑った天空の顔が何故だか愛おしくて、涙が出てきた。
意地悪な事を言われているんだけど、そんなに嫌じゃない。そして何故かそんな自分が少し可笑しくなってきて、手の甲で口元を隠し、スンと小さく鼻をすすったあと微笑む。
両手で天空の髪の毛を後ろに梳き、綺麗な顔がよく見えるようにした。
天空があやの行動に驚いた顔をしたので、あやは額にキスをして唇にもキスをする。少し顔を離してもう一度微笑む。
「私、空のその顔すごく好きだった気がする。でも・・・あんまり私の身体を開発しないで。離れられなくなっちゃう。」

一瞬天空は驚いた顔をしたが、すぐに瞳をギラリと光らせた。

「・・・・あや。・・・お前、ここで煽るとは度胸があるな。どうなっても知らんぞ。」
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