第16章 灰原の秘密に迫る影1
貴方side
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とある休日、私は博士と哀。そしてコナン、歩美ちゃん、光彦君、元太君と群馬へキャンプ場に向かっていた
勿論博士のビートルできつい為、私は助手席で膝には歩美ちゃんを抱えている
貴「…大丈夫?狭くない?」
歩美「大丈夫だよ!それより怜花お姉さんにも、はい!」
貴「?」
渡されたのは、来週ここに居る全員と蘭達と一緒に乗る"ベルツリー急行"のパスリングだった
貴「へぇ、結構ちっちゃいね」
歩美「キャンプ場着いたら、一緒に写真撮ろう!」
貴「そうだね」
歩美ちゃんと話してると…
哀「きゃあああ!エッチー!!」
コナン「!?」
光彦「な、何してんですか!?」
歩美「女の子いじめちゃダメ!」
コナン「い、いや…いじめられてるのは、俺の方で…」
哀「…ふん……ふあぁ…」
後ろで何かが起きた、哀が薬を持って居る辺り……新一が無理言って寄こせとか言った、とかだろう…
★★
蘭side ポアロ
安室「…え?コナン君と怜花さんは、群馬にキャンプに?」
蘭「はい。怜花も、子供達に誘われたらしく一緒に」
安室「…そうなんですか…」
萩原「えー!怜花ちゃんキャンプ行っちゃったのー?」
松田「つまんねー……何の為にここに来たんだよ」ボソ
桜「お前ら、もう少し静かに話せ?」汗
カウンターには、何度か見た事のある松田刑事や萩原刑事。そして初めて会う、桜陽樹さんという松田刑事達の飲み仲間の友達が座ってる
怜花目当てで来たのか、かなりショックを受けている
…やっぱり、この人達は……怜花の事…
少なくとも、松田刑事と萩原刑事は…好意を寄せてる感じなんだけど。多分、安室さんも…
じっと見てると、安室さんに声を掛けられる
安室「蘭さん?どうしました?」
蘭「…あの、安室さん含めてですが……もしかして、怜花の事…好き、なんですか?」ボソ
安室「………さあ、それは……どうだと思います?」ニコ
蘭「…」
何度聞いても、同じ答えな為モヤモヤしながらご飯を食べていた
大切な親友だし、ちゃんとした人が相手が良い
…新一のやつ、こんなライバルが増えてる時にどこに行ってんのよ