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<<呪術廻戦>>廻る運命

第2章 陰陽(夏油傑)※




ザァザァと雨が降る日ー…
私は彼女に出逢った。


あぁ…雨降ってきたか…
財布も携帯も全部置いてきたし…
これからどうしようか…
こんな格好だと目立つし怪しまれてるだろう…
とりあえず雨宿りできる場所を探そうー…

『ちょっとお兄さん!
 こんなところでどうしたんですか?
 わ、ビッショリじゃないですか!?
 だいぶ冷えてきてるし、風邪引きますよ?』
「………」
そう言い傘に入れてくれる彼女は本気で心配して声を掛けている。
25〜6歳といったところだろうか。
身長は160cmないくらいで体重は60kgくらいか…
ふくよかで人の良さそうな女性だ。
私が黙ってそんなことを考えているとその女性は再び私に声を掛けてきた。

『あの、私の家ここから近いんですけど、良かったら来ませんか?
 お風呂お貸しするので!』
親切な女性だな…
というか危機感はないのだろうか。
見ず知らずの、しかも男相手だというのに…
まぁでも暫く居座る場所が必要だし扱いやすそうな人だからこの人でいいか…
「…ありがとうございます。
 それではお言葉に甘えさせてもらいます。」
こうして私はこの初対面の、彼女の家にお邪魔させてもらうことになった。

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