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どうか笑って。【鬼滅の刃/煉獄杏寿郎】

第10章 夢の中で


唇に何かを咥えて近付いてきた。暗闇の中でもその形と色がわかる、彼女が口に持つ、それはコンドームだった。

「中彩、だめだ、それは……」

「ここまできて、してくれないんですか…?」

中彩はしゅん、と眉を下げる。俺は、中彩を慰めるように、その表情も愛しいと伝える代わりに中彩の美しい額に口付けをする。

「だめだ。それに俺は、こういったことに経験がない。君とのことは真剣に……」

「私がしますから、煉獄さんはただ、力を抜いて寝ていてください。」

俺の言葉を遮って中彩はその正方形を端から破った。そして中から円形状の膜を取り出す。流れるようなその動きを俺はその姿をただ見ていることしかできなかった。中彩が俺の自身にコンドームを被せる。先端に感じる冷たさに水を打たれる心地がする。中彩が根元に向かって円を下ろす。これは、このようにして使うのか…

「煉獄さん、気持ちよくなってください…」

「中彩…!待つんだ、」

中彩がスカートの下から下着を取った。彼女の性器は暗闇に紛れて見えない。「もうこんなに濡れちゃったんです」と言いながら中彩は俺の自身を自らの入口にあてがっている。中彩のそこは薄い膜越しにも伝わるほど濡れている。俺が少しでも腰を浮かせれば、彼女の中に入ってしまうだろう。

「煉獄さん……///」

中彩が俺の名前を呼び、腰を落とした。すぶ…と中彩の最奥まで貫く。中は温かくて、狭くて、その刺激に俺は何とか意識を保つ。そんな俺の苦労はつゆ知らず、中彩はゆっくりと腰を上下に振った。

「くっ…」

「気持ちいいですか…?」

「あぁ…」

中彩が中を締め付けた。中彩の乳が揺れる。中彩の乳は服の上から見るよりも大きい、俺は中彩と繋がりながら、そんなことを思った。熱が頭に流れて受け止めきれない。中彩の中が出入りの度、俺をはなすまいと絡みついてくる。

中彩の腰を掴み、俺は、下から中彩を突き上げた。動画で見た男がするように彼女に腰を打ち付ける。

「ぁっぁっ///」

「くっ…」

俺は、中彩が漏らした猫のような鳴き声、慣れない快感にあっけなくも達してしまった。
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