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*Pinkie*-呪術・釘崎野薔薇・GL-

第3章 Episode:03


 
前から思ってたけど、すごく愛嬌のある人だな…男の人が苦手な私だけど虎杖くんなら大丈夫そう。

だけど、私にはあまりにも眩しすぎて、人見知りはしちゃうけど…本当ごめんなさい。

と、自分の愛想のなさを情なく思っていると。



「っいて」

「?」



パシっという音と共にに我に返ると、目の前には頭を押さえてる虎杖くんが。

その隣には、腰に手を当てた野薔薇ちゃんの姿があった。



「何勝手に仲良くなろうとしてんのよ。に気安く絡むなよ」

「………!」



ひ、ひんやりとした空気を感じるのは私だけだろうか……。

たぶん野薔薇ちゃんに頭を叩かれたのであろう虎杖くんは、恨めしそうに野薔薇ちゃんを睨んでいる。


「別にいいじゃんか、釘崎いつもちゃんの話してるし、もう俺の知り合いみたいなもんだろ」

「っ!?」


虎杖くんの言葉に、思わず身体をびくつかせてしまった。

私のことをちゃんて呼んでくれたことにもびっくりしたけど、それよりも、野薔薇ちゃん、私のこと話してくれてるんだ…。

なんて言ってるんだろう…野薔薇ちゃんだから悪口とかじゃないと思うけど…でも私、ろくなとこ野薔薇ちゃんに見せてないからな…なんだろ気になるし、恥ずかし、いな…。




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