第8章 Night 8
近「まあ、そんなこと言っても今のまなちゃんにその頃の記憶はないし、今のまなちゃんは真選組の仲間だろ?」
土「……」
沖「…まあそうっすね」
近「まさかお前たちまなちゃんを疑ってるわけじゃないだろうなぁ〜‼︎」
近藤さんのその言葉に私の胸は
不安で押し潰れそうだった。
沖「まさか」
近「例え過去がどうであれ受け止めてやるのが仲間ってもんだろう」
土「俺たちもまなを疑ってるわけでもねぇよ」
近「はっは‼︎ さすがは俺の仲間たちだ‼︎」
沖田さんと土方さんの言葉を聞いて
少し安心した。
相変わらず近藤さんは良い人だけど
私…疑われてたのかな…
近「さ、まなちゃん起こしちゃ悪いから俺たちももう寝るか」
近藤さんの一言で三人はそれぞれ
自分たちの部屋に戻って行った。