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真選組にて。

第8章 Night 8








土「確かにあの日まなは寝言ではっきりと“私、攘夷浪士を…”って言ったのを俺は聞いた」






土方さんのその言葉に耳を疑った。



私が寝言でそんなことを…?




攘夷浪士なんてさっきの沖田さんとの
戦いで始めて聞いた名前なのに…




過去の記憶で私は攘夷浪士と
関わっていたの…?




沖「そういや、俺たちが始めてまなと会った時まなが倒していた男たちは攘夷浪士どもでしたよ」




そこで沖田さんも付けたしてきて
私の中で更に不安は大きくなった。





近藤さんは「う〜ん」と言って
考え込んでいるようだった。




…どうしよう。
もし私が真選組の敵だったとしたら…



いや、でも攘夷浪士を倒してたなら
真選組の敵ではないはず…



いや、でも攘夷浪士に追われてたって
ことだから…やっぱり悪者?



私の中で色んな考えがぐるぐると
回っていた。


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