第6章 Night 6
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中には沖田さんも近藤さんもいる。
ミツバさんの弟…沖田さんが。
『…失礼します』
私が襖を開けると近藤さんと
沖田さんが座っていた。
近「おっ、来たかまなちゃん」
『……』
私は視線を近藤さんへと向けた。
≪要件はなんですか≫と伝えるように。
近藤さんは私の気持ちがわかったのか
表情をキリッとさせた。
近「…最近大きな紛争が起きそうなんだ。
既に小さな紛争も起きていて、隊士も何人もやられている」
『…え、』
全然気づかなかった…
私がのんびり過ごしてる間に
隊士たちが…?