• テキストサイズ

真選組にて。

第3章 Night 3






そこからは、あんまり記憶がない。



ただ、みんなが私の飲みっぷりに
一気飲みを更に要求してきて…
そこから私の記憶はない。



おそらく皆に迷惑をかけてしまったんだろう…。








*************




土「…はぁ、」




みんなが酔いつぶれた居間に
土方は一人夜空を見上げながら
タバコを口にした。




彼の膝には、
まながすやすやと眠っている。





こいつ…
本当は一体何者なんだ…



ずっと土方はそれだけを
考えていた。




悪いやつではなさそうな気もするが
あの日見たまなの戦いは
只者ではない…





『んぅ〜…』


土「まな?」





膝の上でまなは薄く目を開けた。





『…お兄…ちゃん…?』


土「…え、」





まなが小さくそう呟いたのを
土方は聞き逃さなかった。



/ 195ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp