第12章 Night 12
阿「じゃあもう宇宙船に行くとするかぁ〜」
神威「えー、待ってよ。もう少し暴れたかったのに〜」
神威のその言葉に私はひやっとした。
…ここで神威が暴れるって言ったら
真選組のみんなが殺される。
いや、江戸中の人たちが殺されかねない。
ダアアアアアアアン
土「⁉︎」
私は座っている沖田さんめがけて
蹴りをお見舞いした。
壁の破片が飛び散ってものすごい
音がした。
『ほら、こんなに弱いよ。
こんな奴らと戦ってもつまんないわ
早く宇宙で戦いましょう』
私は神威の腕をひいてさっさと
この場を去ろうとした。