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真選組にて。
第12章 Night 12
『神威、ここには弱い奴しかいない。
殺す価値なんてないわ。』
私は阿伏兎に投げられた傘を
肩にかつぐ。
あぁ、懐かしい。
土「…どーゆーつもりだまな」
土方さんがものすごい形相で
私を見つめた。
『ごめん神威、私記憶をなくしてて
つい最近思い出したの』
そんな土方さんを無視して私は
神威に歩み寄った。
神威 「それは大変だったね」
神威は私の頭を優しく撫でた。
沖「…げほっ、げほ」
沖田さんはまだ生きているみたいで
座ったまま血を吐き出した。
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