第3章 鉄骨娘
釘「釘崎野薔薇よ、喜べ男子。女子が増えたわよ」
気の強そうな雰囲気のある新しい一年生の同期
虎「俺、虎杖悠仁!仙台から」
伏「伏黒恵」
釘「……はぁ。つくづく私って環境に恵まれ…」
あ「日永祈あやめです、よろしくね釘崎さん」
あやめがニコッと挨拶するとジィーーーっと顔を見つめ
釘「…可愛い、まるで沙織ちゃんみたい、天使がいるわ…」
虎・伏「「え?」」
あ「えーーと……釘崎さ、ん?」
釘「野薔薇でいいわよ、私もあやめって呼ぶから
それよりこの後一緒に買い物に行くわよ!マカロン好き?」
突然スイッチが入ったかの様にあやめにグイグイいく
五「はーい、盛り上がるのは後にして東京観光に行くよ」
その瞬間、虎杖と釘崎の顔がパァアアアアアと喜びに満ち溢れた
行き先を“六本木”と告げられ向かう一行だったが…
伏「いますね、呪い」
虎・釘「「嘘つきーーー!!」」
あ「まぁまぁ…」
着いた先は六本木近くの大きい霊園と廃ビルに囲まれたとある廃ビル
五条先生曰く、実地試験を兼ねて建物内の