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キミの声がスキ【呪術廻戦】

第3章 鉄骨娘


レベルと言っても単純な呪力の話じゃなく“狡猾さ”

知恵をつけた呪いは時に残酷な天秤……命の重さをかけた天秤を突きつけてくるのさ」


あ「…ねぇ、悠仁。あっちになんかいる気がするの」
そう指差す方を見るが、壁しかない

虎「んーーー、ちょっと下がっててくれ」







釘(クソクソクソクソっ!!こんな呪い大したことないのに!弱いのを自覚してるから人質作戦なんだ!合理的に考えてあたしだけでも助かった方が…)

ドサッ
ジャラジャラジャラ

釘「丸腰よ、その子を逃して。
……最期に沙織ちゃんに会いたかったな」


頭では考えていても、体は子供を救う為に自ら武器を投げた釘崎

そんな彼女をニヤニヤと笑いながら見てる呪いの後ろの壁からいきなり拳が突き抜けてきた


虎「アレ?外した?」

バコォオオオオオオオオオ!!

すかさず素手で壁を打ち抜くと、子供を掴んでいた呪いの手を切り飛ばし救出した

あ「悠仁!野薔薇ちゃん!」

切られた手に動揺していたが、そのままスゥーっと壁抜けして逃走を図る呪いに

釘「逃がすか!!虎杖!その腕よこせ!!


蒭霊呪法 共鳴り」


藁人形を先程の腕に打ちつけると外に逃げて行った呪いが串刺しになって祓われた
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