第2章 これからのこと
あ「呪力を封じ込めてた?」
五「そ、簡単に出来る芸当じゃない。でも、このGTG(グレートティーチャー五条)が思うに引き金は悠仁だと思うんだよねー」
ほら、両面宿儺の指食べちゃったじゃん?と言う五条先生
しかし、そんな家系も知らなければ子孫だと言われても困惑するあやめだが、ふとあの時感じた違和感を思い出した
あ「そう言えばあの時……言葉が聞こえた様な…」
五「声? 覚えてる?」
あ「いえ……。ただ、懐かしい…気がしました、変ですよね…」
あの時聞こえた声は、どこかで聞いた様な感覚だったがあやめは思い出せなかった
五「ふーーん。まっ、これからあやめはここで呪術について学んでもらいます⭐︎このまま何もせずに過ごすとあっという間に呪いに殺される未来しかないからねー」
絶句してるあやめを他所に淡々と話す五条先生
呪いを惹きつける体質が本当なら、高専から離れた途端狙われるのがオチだ
そうならない為にも自分の身を守れる術は身に付けなければならない
それに、この癒しの能力は呪術高専にとっても非常に有難い事らしく上層部の人間もこちら側に置いときたいのが本音なのだと教えてくれた
あ「詳しい事は分かりませんが、出来る事は頑張ります。だから、あたしに呪術を教えて下さい」
五「任せなさい♪この最強先生が鍛えてあげるさ♪」
こうして、あやめは正式に呪術高専へ転入する事になった
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あの後、夜蛾学長と例の面談をし寮を案内されたのだが、まだ荷物もない状態なので一旦男子寮である伏黒と虎杖の部屋にお邪魔する事になったあやめ
五「と言う訳だから、明日まで悠仁と恵はあやめといてあげてねー、本当は僕の部屋に連れて行ってあげたいけど急用が出来ちゃったてさー」
残念…と言わんばかりに肩を落とす五条先生
虎・伏((先生の部屋はダメだろ…))
あ「ご、ごめんね…まだ何も持って来てなくて…」
虎「いや、気にすんなって!なぁ伏黒?」
伏「まぁ…しょうがないだろ」
一晩だけ、3人で過ごす事になった
その日の夜は、何故か虎杖が持っていたトランプで遊んだり、玉犬を出してもらってもふもふしたり、明日迎えに行く同期の話をしたりして過ごした
…2人がちょっぴり悶々したのをあやめは知らなかった