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キミの声がスキ【呪術廻戦】

第3章 鉄骨娘


盛岡駅

「ここまで来るのに既に4時間…ようやくあのクソ田舎ともおさらばね。午後には東京かぁー…スカウトされたらどうしよう♪」








原宿ーーー竹下通り


虎「なぁ伏黒、一年生がたったの4人って少な過ぎね?」
伏「じゃあお前今まで呪いが見える奴に会った事あるか?」

アイスを頬張りながら数秒考える虎杖

虎「……ねぇな」
伏「そんだけ少数派なんだよ、呪術師は」
あ「ところで、なんで原宿なのかな?」


昨日五条先生から、新しい一年生を迎えにお出掛けすると言われ着いた先は原宿

あ(そう言えば、この間TVで新作のマカロン出たって言ってたなぁ…買いに行けるかな?)
五「おまたせー。おっ、制服間に合ったんだね」

駅から出てきた五条先生
つい昨日来たばかりなのにもう制服を渡されていた虎杖とあやめ
なのだが…

あ「あの、先生…、なんでホットパンツなんですか?それに、やけに短い気がするんですけど?」
虎「それ俺も思った、それに俺のパーカー付いてるし」

確かに伏黒のと微妙に違う虎杖の制服

五「制服は希望があれば色々弄ってもらえるからね」
虎「え?俺そんな希望出してねぇよ?」
あ「あたしもそんなのは出してませんけど…」
五「そりゃあ、僕が勝手にカスタム頼んだもん」

ゼリー飲料をチューっと飲みながら平然と答える

伏「…気をつけろ、五条先生こういうところあるぞ」
あ「……」
虎(…ま、いいか。気に入ってるし でも……
虎・伏((あやめの制服はセクハラだろ…!))




「ちょっといいですかーー、自分こういう者ですけど お姉さんモデルの仕事とか興味ない?あ、話だけでもぉ〜…」
「ちょっとアンタ。私は?モデルにどうだって聞いてんの」

スカウトしてたおじさんの肩をガシッと掴むと自分を指差して問う…と言うより尋問に近い勢いで聞くその人こそ、迎えに来た一年生だそうだ


虎「えー、俺達今からアレに話しかけんの?ちょっと恥ずかしいなぁ」
伏黒「オメェもだよ、つかいつ買ったんだ…」

イラッとしてる伏黒の横で、いつの間にか買って来ていたクレープやポップコーンを頬張る虎杖

あ「悠仁、そのクレープあたしにも一口ちょーだい」
虎「おう、めっちゃ美味いぜ」
伏「……チッ」
五「おーーい、こっちこっちー」



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