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short PARADOXXX(ハイキュー)

第16章 envy 宮侑


「ああっ!ああっ!侑っ!もっとぉ」

「ここか?」

ブジュッブジュッブジュッ

「イクッイクッイクーッ」

「イケやっ」

「ナカっ…ナカちょーだいっ」

「ハァハァ…ええで、責任はとらんけどなっ」

ビュルビュルビュルッビューーッ

女の腰を引き掴んで、ナカにぶち撒ける


行為を終えた後、決まって虚しくなる

愛しくてたまらんくて相手を抱きしめたい

とかいう気持ちには全くならん

俺がおかしいんか?

当たり前やけど他人さんのセックス事情は分からん

そやから比べようもない


…はずやったのに


今日、俺は角名と橘さんが愛し合う姿を見てしもた

ほんまは最後まで一緒に3P楽しんだろって思ってたのに

あんまり2人の世界になってたから、ちょうど電話がきたんを言い訳にして、逃げるようにここにきた

心底惚れた女抱くって…どんな感じなんやろなぁ

自分の中のモヤモヤした気持ちが一体何なんか分からんくて、無性にイライラして

「もっかい」

そう言って、俺が出した精液を垂れ流す穴にもう一回、自身を突き立てた









ー数週間後

「倫ちゃーんお昼食べよう!…あれ?侑くん、倫ちゃんは?」

橘さんが角名を探して教室にきた

あれからどんだけ角名とヤったかしらんけど、なんか妙に色っぽくなった気がする

それかフェラさしたん思い出して、俺が勝手に意識してるだけか

嫌がる橘さんの口に突っ込むん興奮したなぁ

そやのにそんな風に何でもなかったように話しかけられると、傷つくわ


「角名、多分購買ちゃうかな?」

「そっかぁ、ありがとう」

踵を返して教室から出て行こうとする彼女


「あ、橘さんちょっと待って」

「ん?」


俺は立ち上がって、彼女の元に近寄り耳元で言う

「角名のことでちょっと話があんねんけど」







そう言って彼女を人気のない屋上に連れて行く

「なんなんここ?」

「別棟の屋上、今は使われてないから誰もこーへんねん」

「何でそんなん知ってんの?」

「まぁ…ここでよくヤってるからな」

「え?!」


橘さんは驚きと侮蔑が入り混じった表情になる

「そんな顔すんなや、自分もロッカールームでハメ倒してたくせに」

そう言ってやると彼女の白い顔がカアッと紅くなる
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