第7章 strawberry 北
ハアハアハア
「きたさ…ん」
「歩さん…」
唇を絡ませながら彼女をゆっくりと地面に降ろす
「もっかい」
耳元でそう言うと彼女は頷いてくれた
ハウスの棒を握らせて後ろから挿入する
「んんんっ」
果てたばかりやのに全く疼きが収まらん
「あっあっやっ深っ…」
ブジュッブジュッブジュッ
結合部からは混ざり合った白濁の液体が飛び散る
「ぁあっぁあっぁあっ」
細長い2本の脚をガクガクさせながら喘ぐ歩さん
「歩ッ 歩ッ 歩ッ」
愛しい
奪いたい
俺だけのもんにしたい
狂ったように腰を打ちつける
ドヂュッ グヂュッ ジュボッジュボッ
「やっ北さっ…おかしくっ…なっ」
「ハァハァ…なりぃや」
彼女の両腕を後ろから掴むと、弓形になった彼女は顔だけこちらに向け、だらしなく口を開いてキスをせがむ
乱暴にその唇を貪りながら、奥まで突き上げる
「んんっ」
唇を離すと名残惜しそうに銀の糸を引く
パンパンパンパンッ
「あかんっ、もうっ」
「やっ、あっ、ちょうだっ…ァアアアアッッ」
ドクドクドクッ
さっき出したばっかりやのに我ながらなんちゅう量やねん
てか人妻に中出しとか絶対あかんやろ
頭では分かってても止められんかった…
「ごめん…」
その日も収穫したイチゴを軽トラに乗って2人で運ぶ
めっちゃ気まずい
夜明け前からあんなことしといて…
「北さん…」
「…はい」
「…さっき私、大丈夫やって言うたじゃないですか?えっと…その…避妊せんでも」
軽トラん中で蒸し返すんやめて
「あれね…ピル飲んでるんです」
「え?」
「不妊治療に通ってるって嘘ついてるんです、あんな男の子供絶対いらんから、出来んようにピル貰いに通ってるんです。そしたらそのうち、子供産めん嫁やと思って捨ててくれへんかなって」
「そやったんか…」
「でも…さっき思ってしもたんです」
歩さんの方をチラッと見る
彼女の手に大粒の涙が落ちる
それからゆっくりと俺の方を向いて
「北さんの赤ちゃん欲しいなって」
もうしらん
どうなってもええわ
地獄に堕ちたるわ
「ええやん、俺の子供産んでくれや」
ーend