第5章 touch 宮侑
「なぁ?北さんとやったん?」
俺は歩に近づく
「なんっ何でそんなん侑に言わんとあかんの?」
歩は真っ赤になりながら両手で顔を隠す
「手どけろや」
グッと腕を掴む
「嫌や、離して!」
「離さん」
いつもの軽口やないトーンで言う。抵抗していた歩がピタッと止まった。男の力で無理矢理手をどけると、歩の目には恐怖の色が浮かんでる。
「歩そんな顔すんなや、優しいしたるさかい」
「やっ…侑…何するつもりなん?」
「何するって1つしかあらへんやろ」
両手を掴んだまま床に押し倒す
「やめてっ やめてあつ…ンン!
うるさいから唇で蓋をして
歯の間をこじ開けて舌を捻じ込む
「ン!ン!」
歩は顔を左右に振って逃れようとするけど、唇で執拗に追い回す。あんまり抵抗されるから、両手で頭を押さえつけて、窒息しそうなぐらい深く口内を犯してやる。
ふと見たら歩の目は涙で潤んでいた。
そんな顔しても逆効果やで
もっともっとメチャクチャして泣かしたくなるだけ
唇を離すと歩は空気を貪るように吸って、ハァハァと肩で息をしながら俺を睨みつけてくる
「何やねんその顔は、お前状況分かってへんやろ」
「ほんま…お願いやからやめて」
懇願は聞き入れず制服のブラウスのボタンを外して、素早く背中に手を回してホックを外す。緩んだブラを上に捲り上げる
歩の胸元には薄らキスマークの痕がある
腹立つ
腹立つ
膨らみを乱暴に掴み力を入れてこねくり回す
隆起した先端にしゃぶりつき、歯を立てて噛み付くたびに、歩の身体はビクンと跳ねる。キスマークの上から吸い付いて、より紅く濃く上書きされる痕と無数の咬み傷。
俺のもんや
「北さんとしばらく出来ひんなぁ」
「もう…許して」
「そやなぁ…歩が濡れてなかったら、考えたるわ」
そう言ってスカートの中に手を入れショーツを脱がす
するとトロォっといやらしい糸が引いた
「いやっ!!」
「何が嫌やねん、こんなにしといてよう言うなぁ」
心底嬉しい
歩が俺に感じてる
「彼氏おんのに、幼馴染にレイプされて悦んどるような淫乱は、お仕置きしたらなあかんな」