第24章 sprout 佐久早
「んっ…あっ…会いたかった…ずっと」
「ハァハァ…会うだけでよかったんですか?」
意地悪く言うと、彼女は首をふるふると横に振る
「…欲しかった…臣くんが、欲しかった」
ゾク…
そんな顔でそんなこと言うなんて、もう反則
彼女のナカでまた自身が一段と質量を増し、もう止められなくなった
グリュッグリュッグリュッ
「ひぁっひぁっ…奥…凄…ンンンッ」
子宮口をこじ開けるように深く攻めると、彼女の身体がのけ反る
「ッッ…やば…イっく」
「アッ…来て…このままっ…ナカっ…ァァアアアッ」
彼女の身体を支えながら唇を重ね、そのまま最奥を貫いた
ドチュンッ…ドクドクドクッ…
俺の腕の中で歩さんは小刻みに痙攣している
部屋に誰かを入れることも
シャワーもせずに互いの身体を貪ることも
ベッドがシミだらけになることも
以前の俺なら避けていた
でもそれよりも、彼女が欲しいって気持ちが全てを凌駕した
これが愛の芽生えなのだろうか
彼女を抱きしめたまま呟く
「俺は…あなたを愛してますよ、どうしようもないぐらい」
ーend