第24章 sprout 佐久早
「ごめんなさい…優しくするつもりだったのに…歩さんが可愛いすぎて止まんなかった」
彼女の額にキスをしながら言う
「はぁはぁ…臣くん…激しすぎです」
「声、我慢してって言ったのに」
「あんなの…あんなにされたら無理です…気持ち良すぎて、本当おかしくなっちゃうかと」
彼女は顔を赤らめて言う
それがまたたまらなく可愛くて…もっともっと鳴かせたくなった
自身が再び、質量を取り戻していく
「おかしくなっちゃうかと…ってことは、まだなってないってことですか?」
「え?」
グイッ
俺はクタリとしている彼女を抱き起こすと、自分の上に跨らせて抱き合う格好にした
イッたばかりでトロトロに蕩けたソコを
ズチュンッ
と下から再び貫いた
「ァァァァァアアアッ」
「声」
と意地悪く言いながら、眼前にある膨らみの先端を舌先で弄び、下からガンガン突き上げる
ズコッズコッズコッ
「ひぁっ…らめっ…臣く…オカシクなって…なってるからっ」
「本当に?ねぇ歩さん、俺じゃなかったらどうしてたの?あの時食堂に現れたのが俺じゃなかったら?」
ネガティブな俺はそんなことを言ってしまう
もしかしたら俺なんかより数段女慣れしてる、侑みたいなヤツに言い寄られてたから…君だって…
「あっ…やっ…私の方が前から、臣くんのこと…好きだったのに」
「え?」
彼女の言葉に思わず俺は動きを止めた
「ハァハァ…私…この会社に入って社員だけじゃなく、バレーのチームがあって、その栄養管理もするって聞いて…試合を観に行ったことがあったの。そこで臣くんを見て…好きになっちゃった」
そう言うと彼女は俺に優しく口付ける
「だから職権濫用して、選手と個別面談させてほしいって監督に頼んだのは私」
照れたように笑う彼女が愛おしすぎて、応えるように舌を絡ませながらズンッと下から突き上げた
「んんんんんんっ」
ぴちゃ…くちゃ…レロっ…
角度を変えて何度も何度も口づけを交わす
唇を離すと俺が注ぎ込んだ唾液がトロリと糸を引いた
ズッチュズッチュズッチュ
「あっあっ…イッ…臣く…」
俺の上でよがり狂う彼女
「ハァハァ…俺に…会いたいって思ってくれてたの?」