第17章 dedication 北
まぁそれで彼女が納得してるんなら、それでもええと思ったけど…
もし歪んだ愛情から逃れたいと思ってるんやったら
助けてやりたい思う
参考書を買って、彼女が本屋を出ようとする
空を見上げる彼女
どうやら雨が降ってきたらしい
俺は慌ててカバンの中から折り畳み傘を出して、彼女の元に向かう
「よかったら使って」
「いえ…大丈夫です」
「あかんよ、女の子は体冷やしたらアカンてばあちゃんが言うてたし」
「…でもそれやったら北先輩が濡れてしまいます」
「ほな…送るわ、家どっちなん?」
聞いてみると歩ちゃんの家は俺の家とまぁまぁ近所やって、送ってあげることにした
歩いてる途中、急にビクンってなったり、ハァハァ息遣いが荒くなったりするもんやから、相当具合悪いんやろ
「ほんまに大丈夫か?家族に迎えに来てもらう?」
「いえ…本当に大丈…ァァァァッ」
身体を痙攣させながら、その場に倒れ込む歩ちゃん
え…なに?救急車呼んだほうがええやつかな
俺は意識を失った彼女を抱き上げようとスカートの下に手を差し入れる
ヌルッ
え?
なんやこれ、雨…ちゃうよな?
確認すると彼女は下着をつけておらず、陰部に何かを挿入した状態でダラダラと愛液を垂れ流してた
救急車はまずいと瞬時に判断して、彼女を抱き上げると、とりあえず俺の家に連れて帰ることにした
ドサッとベッドに彼女を下ろす
雨で制服がビショビショになって、このままやったら風邪引いてしまう
濡れたブラウスが肌に張り付いて、ボリュームのあるバストがくっきりしてる
別に変な意味はないねん
そう心で謝りながら彼女のブラウスのボタンを外す
変な意味はないねんから
反応すんな…
俺の下半身
ブラウスを脱がせ、中のブラも濡れてるから外してやると形の良い美しいバストが露わになる
あかんと思いつつ見てしまう
そこには角名につけられたのであろう夥しい数の、噛み跡とキスマーク
スカートも雨と愛液とでビショビショになっていたので脱がせると、彼女は生まれたままの姿になった
太ももや鼠蹊部にも紅い痣が無数にある
そして陰部で振動するピンクローター
角名、アイツは狂っとる
こんなひどい愛し方あんまりやろ
俺なら…もっと優しく愛してあげられるのに