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僕だけのDiVA【R18】

第5章 NY




ある年の
11月も半ばを過ぎた頃

ビル○ード1位に輝いたばかりの新曲を引っ提げて、アンナは来日した


ライブ活動の合間に
各局の音楽番組や情報番組への出演
雑誌の取材と 
毎日予定が忙しく、今回は中々ゆっくり会う事が叶わなかった


そんな中
彼女がアメリカへと帰国する前日に、音楽番組の企画で
かつての歌謡祭の再現とも言える " Rev. " と " 東條 アンナ " のセッションが実現した



立ち位置の確認だけで
歌合わせをしない

アンナの変わらないスタイルに、僕は胸が高鳴った

夏生と健人も
きっと、同じ気持ちだったと思う


収録ではあったけれど
一発本番に賭ける想いは同じだった





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