第3章 屋敷※

我慢が出来なくなった僕は
身体を起こし
アンナをベッドに押し倒した


『……なっ…』

「………ゴメンね………僕……負けず嫌いなんだ…」


僕はそう言って
彼女の唇を塞いだ


息も付かせないような激しいキスの後
舌先で首筋をなぞりながら降りていく

乱暴に服を脱がせ
下着を剥ぎ取ると
自分も着ている物を全て脱ぎ捨てた


抗うように押し返す腕をベッドに抑えつけると
柔らかな乳房を口に含んだ


舌先で転がし
時折歯を立てながら
なだらかな腰のカーブに指を這わせると
僕を睨んでいた彼女が
眉を寄せ
唇を噛んだ


脚の間に身体をねじ込んで
膝を大きく開かせる


『……っや……め……』


言葉とは裏腹に
彼女の瞳が
僕にどうして欲しいかを伝えてくる


あの時と
同じ感覚を覚えた



脚の間に顔を埋め
舌を伸ばして敏感な部分をつつく


『……んっ……』


広く包んで擦ると
突起が固く変化する


優しく吸い付いて
舌先で弾くと
彼女の腰が跳ねた


『………んっ………も…………や……っ……』


とめどなく溢れてくる蜜を
僕は指ですくってみせた


「………こういうのが……好きなんだ…？」

『………ハァ…………ハァ……」

「…………ホラ………こう…して欲しいんでしょ…」


蕾を舐め上げながら
泉に指を沈めると
アンナは背中を弓のように反らした


『……ぁあ…んっ…』

「………クス………イイ声…」


指を出し入れしながら
舌の動きを早めると
太腿が痙攣してくる


『…………ぁ……………ゃ……………だ……め………………だ…めぇ……』


甘い鳴き声が
部屋に響いた


『…………ぁ……あぁん……………も…………イ…ッちゃ…………私……だけ………イッちゃう…っ…』


余裕の無い声


「……いいよ……… アンナがイク所…見せて…」

『………そん……な…………ゃ……………ぁ………いゃぁ…イク…！』


嬌声を上げて
アンナは絶頂へと達してしまった