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僕だけのDiVA【R18】

第3章 屋敷※




呼吸が整うのを待たずにあてがうと
僕は最奥まで一気に突いた


『……っあ……』


ゆっくりと動かすと
アンナの太腿が再び震えた


『…………待っ……………まだ…………あぁっ…』


苦しげに眉根を寄せたアンナの腰が
ビクビクと跳ねた


肩で呼吸をしながら
アンナは虚ろに目を開いた


「………フッ……口ほどにも無いね…」

『………ちが………………ア…ナタがっ……』


僕は彼女の言葉を遮るように瞳を覗き込むと
深く沈めたまま唇を塞いだ


『……んんっ…』


溶け合うようなキスの隙間から
甘い吐息が漏れた

最奥を擦るように動くと
アンナの爪先に力が入る


「………ココ…?」

『………ゃ………………ダ…メ………また……………ク……………ゃ…………イッ……』


泉の中がうねり
アンナは背中を反らせた


『……ハァ……ハァ………少し………待っ……て…………お…願……』


潤んだ瞳で懇願された僕は
身体を起こすと
彼女の腰を抱え
打ちつけるように動いた

アンナは
高い声を上げて
イヤイヤをするように首を振った

泉の中が
ヒクヒクと痙攣を始める

身体を捩る彼女を逃がさないように覆い被ると
僕は腰の動きを早めた


「………そろそろイクよ……」


うわ言のように甘い声を上げながら
胸の下で乱れよがるアンナは
とても妖艶だった


「……綺麗だ……」


ひときわ大きなうねりが僕を攫い
頭の中が痺れていく

僕は
そのまま
アンナの中で果てた


腕の中で荒い呼吸を繰り返しているアンナの
柔らかな髪をそっと撫でる


『………ハァ………ハァ…………ど…う……して…』

「……僕には……君のして欲しいコトが分かるんだ…」


そう言って額にキスすると
アンナは諦めたように微笑んだ

どこかあどけないその笑顔を見て
僕は初めて
彼女の素顔に触れたような気がした






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