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妄想物語。【短編〜中編集】

第2章 幼馴染。【黒尾鉄朗・孤爪研磨】


それから練習が始まって・・・


山本「オイ!研磨!!俺にもっとトスよこせ!!」

リエーフ「!!俺が全部決めるから見てろよっ!!」

犬岡「俺が全部止めてみせるっス!!」

夜久「お前らよそ見すんな!集中しろ!!」



皆、とのデートのことで全然バレーに集中できてない

なのに、さっきからあーしろこーしろ注文が多い



研磨(ムスッ)



「皆頑張ってぇー!!」



自覚が無さすぎ

・・・イライラ・・・・

何か今日、俺体調悪いのかな

の声を聞くたび、イライラが募ってくる




クロ「研磨、お前大丈夫か?」

研磨「え、何が?」

クロ「今日はやけに機嫌悪そーだな」

研磨「・・・別に・・・」

犬岡「もしかして・・・研磨さんもさんとデートしたいんスか!?」

研磨「・・・興味ない」

「えっ!研磨もデートしたいの??けど・・・私と研磨じゃ絶対恋人とか無いよねっ!デートしても全然デートになんないよー!」

クロ「オイっ」

「ん?」

研磨「・・・何なのさっきから・・・」

「え?」

研磨「デートデートって、今は部活中でしょ!?皆が集中しないの、のせいだよ!?もうは明日の合宿にも来ないで!!」

「そんなっ、研磨っ!!!・・・・・」




あーぁ・・・皆の前でつい怒っちゃった

しかも体育館飛び出しちゃって戻りにくいな・・・

何で、俺こんなにイライラしてるんだろ

が誰かとデートするの・・・嫌なんだ
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