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Forever [気象系BL]

第1章 松×大 1


-大野side-

好きな人に本当の思いを
冗談だと誤魔化すのは予想以上に辛くて

声がだんだんと震えてくるのが分かる
視界も少しずつ滲んできた
隠さなきゃって思った時にはもう遅くて


松「うそ そんな涙目で冗談で通用すると思ってる?」


冗談だって...

嘘だよって...

否定しなくちゃ...

じゃないと... じゃないと...



「引いちゃうでしょ?」

メンバーとしても....

そばにいられなくなっちゃう....


松「引く? 俺が? 何で?」



「だってこんなに長い時間一緒にいたメンバーが実は恋愛対象で見てたんだよ? そ...れに..男....同士だし? こん..な気持ち消さなきゃって思うの....に
潤くんが、潤くんが優しくしてくれる度に  好きが大きくなってくし気持ち止まらないし....  止ま...らないならいっそ片思いで  終わらせなきゃって...だって..俺...なんか ぅわっ」



本格的に涙が出て来てそれと同時に本音をこぼして行くと
潤くんに抱き寄せられた



「潤くん?」

松「俺も....そう思ってた..」

え...?


俺もって潤くんが俺のことを?

「そんなわけ...」



松「本当だよ じゃなきゃ家に呼ばないでしょ?メンバー誰も呼んだ事ないしライブの時だって必要以上に触ったりしないし好きだから優しくしたいって思うし」

「ほんとに?」

松「そんなに信じられない?」


だってきっと潤くんは...翔くんの事が.....


「俺...翔くんじゃないよ?」



松「翔さん? なんでここで翔さんが出てくるの?」

「今日だってずっと話してたしいつも近くにいるでしょ? でも翔くんにはニノが」

松「ニノがいるのは知ってるし 翔さんにはからかわれてただけだから」
からかう?...翔くんがそんな事したの?


「翔くんが? なんで?」

松「その....」
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