第8章 激裏■夢は終わらない■狼66号と兎77号
俺が夢についてを話し始めると、引き気味のは目を輝かせてどんな?と食いついてくる。
まあ、見たと言ってもが見た夢に近いもの、なんだが。見た夢を簡潔にに説明していった。ちなみにこの流れでこのギンギンに硬く充血した朝勃ちをにぶち込む気でいる。
だからまだ、カーテンは開けるつもりはない。
「俺が狼で、腹すかせて彷徨ってたら子供のお前を見付けてな。ガリガリだし、後で育てて食おうと一緒に過ごしていたらお前が発情期になって、その流れで俺も発情期を呼び起こされちまった。
そこですでにお前は食用じゃなくて、伴侶として俺の中で判定されてなあ……後は分かるだろ?」
『……はあ…、』
夢精して汚れた掛け布団を床に投げ落とす。洗濯物だ、今から被るものじゃねえ。
代わりといっちゃなんだが、に俺が被さる。の喉が僅かに上下した。期待、してるだろ?これからの事…。
「なあ、……俺に夢の続きを見せてくれよ?」
の脚を立てて太もも裏に口付ける。
盛りが止まない現実でも、狼と兎の交尾はまた開始される合図だった。
「はぁー…こっちでも言うべきか?」
『……一応聞くけれど、何を?』
分かりきった顔で聞き返して来るなんて、悪い兎が居たもんだ、と俺は短く笑った。
「泥仕合だから覚悟しとけよ?」