第2章 林檎.
恥ずかしくて、1人になるのが怖くて、自分の体がどうなるのか不安で、、ぽろぽろと涙をこぼしながら頷くことしか出来なかった。
そもそも俺が女の子になったのは、相葉さんがとある薬を俺の酒に混入したからだった。
端的に言うと、媚薬。
媚薬だったはずなのだけれど、、俺には相当効いたのか、はたまたそういう薬だったのか、
30分も経つと、おっぱいがあった。
髪が伸びて、肌が白くなって、、
気づいたら女のコになってた。
俺が1番驚いてるのに、それをはるかに超えて相葉さんがもっともっと驚いてた。
「にのちゃん、、?え、にのちゃん、?であってる??」
「ちょっと、アナタなにしたんですか。」
声色を低くしてるつもりなのに、どう出しても可愛い声にしかならない。もうヤダ、、
「ちょ、ごめん、抱く。」
かわいい、かわいい、、と言われながら散々抱かれた。
女のカラダで抱かれるのは、、
悪くなかった。
ひとつになった時の快感が半端じゃない。
いつもなら可愛げがないからと我慢してしまう喘ぎも、とめどなく溢れ出てくる。
でも、生理がくるなんて、、、
や、ちょっと思ってたけど、やっぱり来てみるとびっくりして。
そんなこと考えていると、相葉さんが帰ってきた。
「ただいま、ほら、これ!!」
なぷきん、、?と、ぱんつ。よく知ってるなぁ。
「女兄妹いたから、ちょっとは知識ある。」
息を切らしながらビニール袋を差し出してくれた。
「でも、これ、どうやってつける、、の?」
「んー、わかんない、」
「じゃああけてみるか!2人とも知らないならやってみるしかないよね??」
「う、うん、、」