第1章 開闢
オレの手を掴んで後孔を解かせる。
ソコは既にぬるりと濡れていて、もう準備は出来ていたのか、と気づく。
俺の頼りない指を呆気なく飲み込むソコに、とろんとした目のニノ。
無性に、犯したくなる。
俺のものにしたくて、たまらない。
「くそっ、、壊してやるよ、かずっ、」
「っ、」
つぷ、と2本一気に指を押し込む。さすがに驚いたのか少し顔を歪めたが、すぐに蕩けた目に変わる。
ぐぷぐぷ、ずちゅり、ずちゅ、、
気持ち悪い、卑猥な音が部屋にうるさいほど響く。
入口を広げるようにして、丁寧に焦らしながら擦る。
つぷつぷつぷ、、
手前ばっかり擦っていたら、
「あいば、さ、、、もっと奥、やってよっ、、」
泣きそうな声でねだる。
「え、なに?きこえない」
「もっと、おく」
「それじゃわかんないよ?」
「ふぇ、おれの、おれのあなるの奥まで突いてよっ、、ぜんりつせ、擦ってよっ、、」
「かず、いいこ。」
ぐ、と3本突っ込んで、解し、僅かに膨らむ所を見つける。
「.........ん、ふぁぁぁっ、...んぁあっ、そこっ、、いいの...やぁ、っ、もっとっ、あっ...んぁっ」
意味もわからずに哭くニノ。
「ぁあいばさん、そこっ、、むりっ、やぁっ、んあ、んあ...あっ、っ!」
「無理??じゃあやめる?」
「え、やだっ、だめぇ、やめないでぇ、、」
必死に取り消すにの。でも俺は、その指の動きを止める。
「欲しいなら、自分で動けば。」
「ふぇぇぇっ、なんでそんないじわる、やだ、やだっ」
「ほら。さっきみたいに腰振れよ。」
「えっ、、、俺さっき腰振ってっ、、もうヤダ、恥ずかしいよぉっ、、」
と言いながらも、我慢しきれずに緩慢にその腰を動かす。
「あ、あいばさん、んんっ、イ、イクっ、、イイの、ソコっ、、っは、はぁっ......はぁっ、あっ、あっ、、あ」
「イッちゃだめ。我慢して。」
雄らしさ全開でつぶやく。
もっとおかしくなれよ、、。
俺の手で壊してしまいたい。
腰をく、と押えて動きを止める。
先走りでトロトロとしたニノのそこは、赤黒くなるほどに膨張していたのに、絶頂をお預けにされてとても辛そうに萎えそうになっている。
「っう、あいばさんっ、、」
「んっ、、」
深いキスを落とす。