第91章 バーボン始動
貴方side
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貴「…え?零さんが、バーボンとして活動するんですか?」
諸伏『そう、本格的に動くらしいよ。組織に疑われないように』
部活終わり、ヒロさんから零さんに関して連絡がきた
諸伏『近々、君が知ってる毛利さんに接触するらしい。毛利さんの周りは何かと事件に遭遇するから、情報も入るかも知れないってね』
貴「…そうなんですか」
小五郎さんより、新一が事件を呼び込んでるような気がする……遭遇する私が言える事じゃないけど
諸伏『勿論組織にNOCだとバレないように慎重だけど、零なら器用だから大丈夫だと思うけど…怜花ちゃんも、出来る限り協力してほしい』
貴「それは勿論。皆さんは大切な兄みたいな人ですから!」
諸伏『…そうだね(兄はちょっと複雑だな、恋愛対象にすら入ってないし)』
貴「?」
諸伏『何でもないよ、零の事を伝えたかっただけ。
ごめんね、夜遅くに……今度俺も、ポアロに食べに行くよ』
貴「あ、はい。待ってます!」
ピッ
…そっかぁ、小五郎さんに…なら、近々会うかな?
組織としてなら、初めて会う振りの方が良いよね…
☆☆
数日後、私は蘭や小五郎さんに誘われある夫婦の婚約パーティーに招かれる
"Ristorante Sundayrino,は貸切で賑わっている
?「頼太君、初音さん。結婚おめでとー!」
祝福の声と共に、集まった人達が一斉にクラッカーを鳴らす
真ん中に立つ今回の主役の伴場頼太さんと加門初音さん
小五郎「よっ!ご両人妬けるねぇ!!」
伴場「式は明日!俺達まだ結婚したわけじゃないんだけど…」
加門「良いじゃない。今夜は前夜祭!式が終わったらすぐにハネムーンでパリに飛んじゃうんだから…」
貴「…蘭、小五郎さん。私も来て良かったの?」
小五郎「良いんだよ、多い方が楽しいし怜花ちゃんは娘のような感じだしな!」
蘭「伴場さんも加門さんも、知りあいなら連れて来てって言ってたしね」
2人の言葉に頷きながら、コナンの隣に座る
コナン「そのドレス、どうしたんだ?」
貴「パーティー行くって言ったら、博士が買ってくれたんだ……変かな?」
コナン「いや、全然…(むしろ、ここに居る誰よりも綺麗…)//」