第81章 コナンVS平次 東西探偵推理勝負1
貴方side
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毛利探偵事務所
貴「…あれ?真純?」
世良「!やぁ、久しぶりだね怜花!」
とある休日、ケーキを持ちながら探偵事務所に寄ると帝丹高校に転校してきた世良真純が居た
彼女とは、以前に蘭ともう1人の親友鈴木園子とコナンの4人であるホテルのケーキバイキングで行った際に出会う
世良「どうしてここに?いつも来るの?」
貴「うん、小五郎さん達とは昔からの仲だから。それに、蘭が私が作ったスイーツが食べたいって言うから持ってくるんだ」
蘭「そうそう!絶品なんだから!ポアロでも好評で作ってるしね!」
世良「へぇ……今度食べに行くよ!」
貴「う、うん」
そんな中、蘭が話す
蘭「そうだ。今日服部君と和葉ちゃんが東京に来るんだって」
貴「え?何で?」
蘭「何か用があるみたいで、ここに寄るみたい」
世良「…その2人は?」
蘭「服部君は、西の高校生探偵って呼ばれてるの。和葉ちゃんは服部君の幼馴染。
服部くん曰く"西の服部、東の工藤"って並び称されてるらしいよ?」
貴「いえば新一のライバルってとこかな」
蘭「でも対決してたのは最初だけで、最近は協力しあってる方が多いみたい」
小五郎「まあ、2人で一人前ってところだ」
蘭の説明に補足するように、小五郎さんが新聞を畳んで私たちに最後らへんは高笑いで言う
小五郎「この日本一の名探偵である、眠りの小五郎とはランクが違うってわけよ。がーはっはっはっ!」
コナン(眠りの小五郎も2人で一人だよ…)
世良「…で?その彼は何をしにここに来るんだい?」
蘭「さあ?ここに来てから話すって言ってたらしいよ?」
小五郎「どうせややこしい事件を持ってくるんだろ?西と東で仲良く探偵ごっこしてろ!」
前科がある為、小五郎さんはうんざりした様子でまた新聞を開き始めた
一方、真純は何やら考え始め、ふと思いついたのか笑顔になった
世良「なぁ!ぶっちゃけ西と東、どっちが名探偵なんだ?!」
全「…え?」
純粋な疑問に、一瞬目が点になる
蘭「あ、あ〜…多分どっちも変わらないと思うよ?」汗
貴「そうだね。両方高校生なんだから知識量も大差ないだろうし…」