第8章 松田救済編2
貴方side
貴(な、何で爆弾が…)
爆弾を見て思ったのが、4年前に置きた爆弾事件
萩原さんから聞いたが、2つの場所に設置されていたらしい
じゃあ、この米花中央病院が1つめなんだろうか
こんな人が多い中で爆発なんて……させない
私は萩原さんと松田さんに電話する
☆☆
杯戸ショッピングモール 観覧車前
萩原side
俺と陣平ちゃんは爆弾予告が届き、調査にて機動隊から捜査一課強犯係に移動した
親の事もあり警察官嫌いな陣平ちゃんは、嫌な態度を色々とり早速険悪関係にいた
度度俺が間に入って宥めてる、陣平ちゃんが唯一信頼していた誠司さんはもう居ないから衝突が耐えない
そして、今は11月7日
4年前と同じ日にちで、俺達は同一人物だと確信していた
で、今はその爆弾処理で1 つめの爆弾場所の観覧車に乗る陣平ちゃん
『勇敢なる警察官よ、君の勇気を称えて褒美を与えよう。
もう一つの、もっと大きな花火の在処を表示するのは爆発三秒前。健闘を祈る』
その内容をメールにて伝えてきた親友、もう1つの場所は爆発3秒前に表示されるらしく解除が出来ない状態だ
どうしよう、このままじゃ陣平ちゃんが…
プルルルッ
萩原「!」
いきなり電話がかかってきた、相手は怜花ちゃん
ピッ
萩原「もしもし、怜花ちゃん?」
貴「あ、萩原さん。松田さんも無事ですか?」
萩原「…?………無事って、どういう意味?」
貴「いや、その…ごほっ……風邪で、米花中央病院に来てるんですけど、トイレ近くに、爆弾らしきものがあるんです」
萩原「!?何だって!?」
貴「ごほっ……4年前も、爆弾予告来たって言ってたから…萩原さん達なら分かるかと思って」
ガラガラな声にて、米花中央病院に爆弾があると連絡してくれた怜花ちゃん
そして2 つめの爆弾場所を教えてくれた彼女に感謝する他なかった
萩原「今から俺が向うから動かないで、騒ぎになると悪いから周りの人達には伝えないように」
貴「はい」
電話を切り急いで準備する