第3章 chapter3
「で、君はここに何をしにきた?正直に話しなさい」
目の前には鷲匠先生
なんて言おう、どう言えばいい
嘘をつくなんて無理 先生にはバレる
「どうしても どうしても 会わなければいけない人がいるんです
自分勝手は百も承知、キチンと仕事はします。
なのでここに置いてください」
「練習の邪魔になるようなことはしないこと」
それは、いてもいいってことかな。
「本当にありがとうございます。このチャンス絶対掴んで見せます!!」
そう言って私は監督室を飛び出した。
「本当どいつもこいつも…」
鷲匠先生は呆れてため息をついて 少し笑った