• テキストサイズ

aslan

第5章 party




着飾った人々が通りを行き交う週末の繁華街

パーキングに車を停めると
2人も肩を並べて歩き出した


高級な料理店がズラリと軒を連ねている通りまで来ると
セツナが尋ねた


「……リン……何が食べたい…?」

『………うーーん………………ぁ……コッチ!』


リンはセツナの手を引いて
細い路地へ入って行く


路地を抜けると
裏通りに出た

そこは屋台が立ち並び
人々の話し声や笑い声で賑わっていた


中でも特に活気のある屋台の丸椅子に座ったリンは
笑顔でセツナを見上げた


「…………フッ……」


セツナはジャケットを脱ぎ
リンの肩に羽織らせると
隣に腰を下ろした




/ 48ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp