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GIFT 【R18】

第5章 笑顔の裏側



月日は流れ
梅雨もそろそろ明けそうなある日

" ROTTY "では
大量に入荷した盛夏物の商品の整理に格闘する2人の姿があった


pm 8:15
残業してバックヤードにこもっているナナの所へ
隆司がやって来た


「お疲れー……レジ閉め終わったけど…コッチどうだ?」

『お疲れ様でーす…コッチももう終わりそうー』

「おぉ…ありがとなー…こんな時間まで残ってくれて。……腹減ったろ?…何でも好きなモン奢ってやる…」

『やったぁ♪』



そして30分後
2人は隆司の知り合いが経営しているバーのカウンターで
薄焼きのミックスピザを食べていた


『んー…おいひぃ』

「……クス……オマエ…本当に美味そうに食うよな…」


グラスに注がれたビールを飲みながら笑っている隆司の隣に
華やかな服を着た女が座った


「こんばんは」

「おー…愛子さん…」

『……』







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