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GIFT 【R18】

第1章 クリスマスの夜




男は部屋に着くと
女を抱えたままバスルームへ運んだ


「……シャワー…浴びて…」


適当な着替えとバスタオルを渡して
男はバスルームのドアを閉めた



熱いシャワーが
女の冷え切った身体を温めた



女がバスルームを出ると
男の気配が無かった


女は
廊下に面したドアを
ひとつずつ開けていく


ひとつ目はトイレ
その次のドアは服や荷物が置かれていた


3つ目のドアを開けると
明かりがついていた

そこは寝室だった


大きなサイズのベッドに
男は倒れ込んでいた


『……』


女は目を閉じている男の隣に
静かに腰を下ろした


「………ん……………ぁ…………早かったな…」

『……』


男は気怠そうに身体を起こした


「……先……寝てて…」


そう言って電気を消すと
男はバスルームへ向かった






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