第22章 唯一望んだもの(❤︎)
「お花ちゃんから誘ってきたんだから自分で脱いでよ。もちろんボクが見てる前でね」
「い、いつもはライトくんが…脱がすじゃない…っ」
「たまには逆もアリだろ?それに恥ずかしがってるキミの顔をこの目にしっかりと焼き付けておかなくちゃ♪」
「(それが目的だったんだね!?)」
「脱がなきゃシてあげないよ?気持ち良くなりたいんでしょ?」
「分かってる、けど…」
確かに私が脱がなければ何も始まらない。観念した私はブラウスに手を掛け、震える手でボタンを一つ一つ、外し始める。
「あ、あんまりジッと見ないで…」
「見られた方が興奮するクセに」
「し、ないよ…」
早く外そうとするも、指先が震えて上手く外せず、おたおたしてしまう。
「相変わらず可愛い下着だねぇ。今日のは淡いピンクのレースなんだ。お花ちゃんの髪の色とお揃いだね」
「……………」
「上から見下ろすと谷間が丸見え。ギュッてなって、少し窮屈そうだよ。お花ちゃんの胸、噛み付いたら甘くて美味しそうだなぁ」
「っ…………」
ライトくんの言葉を聞き流しながらやっとボタンを外し終え、ブラウスはパサッと床に落ちる。
「クスッ。そんなに真っ赤にしなくてもいいのに。はい、次はスカートね」
てっきりスカートも自分で脱ぐかと思えば、ライトくんが脱がせてくれた。下着だけの姿になった私は胸を片手で隠す。
「こ、んな格好…」
「カワイイね、お花ちゃん」
そのままベッドに押し倒されたかと思えば、首に歯が当たり、ガブッと噛まれる。
「!?」
「んふ、急に噛んだからビックリした?」
「ライト、くっ…」
「軽く噛んだだけだよ。お望みなら吸血もしてあげるけど?」
「い、いいです…!」
「クスッ、遠慮しなくてもいいのに。お花ちゃん、少し背中浮かせて。」
言われた通りに背中を浮かせると、ライトくんの手が下着のホックをパチンと外す。
「柔らかそうな胸だね。んー…ちゅうッ」
「ひっ、あぁ……っ」
胸の先端を軽く吸われ、甘い声が洩れる。
「あッん、ライト、くん…っ」
「チュッ、んっ…ここもすごく甘くて美味しい」
「んぅ…は…んん…あっ…やぁ…」
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