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桃紅柳緑【鬼滅の刃】【R18短編集】  

第14章 ※炎炎 【煉獄杏寿郎】4 完


ちゅぷとあやの中から抜いて、腕に抱えた膝を下ろしてやると、腰がカクンと落ちたので慌てて抱える。
触れ合う肌が心地よい。シャワーの向きを壁の方へ変えて、あやを座らせると、その辺にあったスポンジにボディソープを取って体を洗ってやる。俺も自分の身体をスポンジで洗うとあやがくすくす笑いながら抱き付いてきた。
二人とも泡だらけになった。泡を体に塗りつける様にお互いの身体を掌で撫でていく。あやは、俺の腰や背中の筋肉の感触を楽しむように掌を滑らせた。
笑いながら見つめ合った後、顔を近づけて数回軽くキスをする。俺はあやの柔らかい胸を掌で包んで撫でると突起が指に当る。指の腹でその突起をゆっくりと倒すとあやは、目を細めて「あっ・・」と小さく声を出す。
また顔を近づけると唇を唇で挟み合うキス。どちらからともなく舌を出して絡ませていく。「ん・・ん・・・」と鼻に掛かる甘い吐息で体が徐々に熱を持ち始める。
ちゅっと音を立てて唇を離すと、目を見合わせて微笑み、シャワーでお互いの泡を流す。
泡が殆ど流れたら、あやが俺の顔を見上げて下から掬うように口づけをしてきた。
俺の降りてきている前髪を後ろにかき上げて俺の額にキスをすると、俺の頬と後ろ頭に腕を回す。ふふっと嬉しそうに笑いながら顔中にキスをしてくる。
あぁ、なんて綺麗なんだろう。

「あや。後からは?」

「・・ゴム、二個持って来て正解だった。」

あやがゴムを手に取って、封を開ける。俺のまた硬くなった陰茎の先にチュとキスをして数回裏筋を舐めると先端にゴムを当て、くるくると下に下げる。

・・・俺もあやもふーふーと息が荒い。
「後ろ?」あやの顔を覗き込む。「ん」と、ちょっと視線を逸らして恥ずかしそうにすると、浴槽の縁に手を掛けて立ち上がる。あやは壁に背中を付けてもたれかかる。「立ってられるか?」俺はあやの腰を支えて唇や胸、肩、首筋とあちこちにキスをする。
「分かんない。」あやはそう言うと俺の目を見ながらゆっくりと身体の向きを変えて、右側の頬と肩を壁に付けて後ろ向きになる。肩越しに見つめてくる瞳にまた俺の思考は溶かされる。
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