第14章 ※炎炎 【煉獄杏寿郎】4 完
俺はキスをしながらスニーカーを脱いで部屋に上がると、抱き抱えているあやに問う。
「あや、まずはどこで?」
「・・・お風呂に行く?」
「いきなりか?」
「だって、剣道した後だよ。」
「・・・あ。」
俺はふと口を離す。ゴム・・。
「杏寿郎・・・ベッドの所にあるよ。」
「用意が良いな。・・・というか、良く分かったな」
「あなたのことは大体わかる。・・・ゴムは・・彼氏ができた時に買ったの。」
「・・・そうか。取りに行こう。」
俺はあやを抱えたまま取りに行く。
まだ開封されていない箱を見て少しほっとする。・・俺が言えた義理じゃないのに。
あやがすぐに俺の手から取り、箱を開けて一つ取り出す。ちょっと迷って二つにした。そして残りはぽいっとベッドへ投げる。俺はなんだか期待されているのか?
あやは一部始終を見ていた俺に気が付いて、ちょっと恥ずかしそうに笑うと俺の顔にキスを始めた。
バスルームに行き、あやを下ろす。目を合わせて舌を絡めながら俺はあやのブラを取り、胸を揉む。
あやの手はジャージの上から俺の硬くなっているものをすりすりと撫で始めた。そしてジャージのウエストに手をかけて尻の下までずらす。俺のボクサーパンツの上からまた形を確認するように触ると、裏筋の辺りを指で何度も撫で始める。
俺もあやとキスをしながら胸を揉んだり、肩を撫でたり、胸の突起を触ったり。
そしてあやのジャージのウエストの所から手をいれる。少しずらして、あやの可愛い丸いお尻を両手で揉む。腰の括れからお尻を何度も撫でる。
ちゅっと音を立てながら、口を離すとつっと銀の糸が2人を繋ぐ。
お互い着ている物を全部脱ぐと、あやがシャワーを出し始めた。