• テキストサイズ

空翔る龍に恋をして

第2章 恋の始まり


「こう見えて俺たちゃ、役人なんだ。この意味が分かるだろ?」


この阿波では、役人に楯突けば死を意味する。
さて、どうするか。
今揉め事を起こすのは得策ではない。
かと言って、いいように扱われる訳にもいかない。


「その手、どけてもらえるかな?」


あたしが対応に悩んでいると、後ろから声が聞こえ振り返った。


『ジェハ、』


「何だぁ?お前。俺達に意見する気か?」


あたしから離れ、今度はジェハに詰め寄る二人。
ジェハは微笑んでるけど、かなり怒ってるのがあたしには分かる。


/ 65ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp