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空翔る龍に恋をして
第2章 恋の始まり
『クムジを討って、この海賊が解散した時、ジェハは、、』
また何処かへ跳んで行ってしまう。
「馬鹿だねぇ。言えばいいのさ。行かないでって。それか、一緒に連れてって、かい?」
『、っ』
ギガン船長がグッとあたしの肩を抱く。
「お前の好きに生きたらいい。あたしはね、誰よりもお前に幸せになって欲しいんだよ。大事な娘だからね。」
ギガン船長の言葉に涙が滲む。
「あたし達は家族だ。家族の絆は、どこに居ても繋がってるさ。」
『、うんっ。』
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