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partly cloudy 【ヒロアカ】

第7章 USJ事件





その日は職員室でブラド先生と
次回の授業内容について確認していた。



ウウーーーーー!!!



突然警報が鳴り、
避難するようアナウンスが流れる。



「何ですか、これ?」



「校内に誰か侵入したのか!?
クラウディア、俺たちは避難誘導に行くぞ!!」



「…はい!」



「俺らは侵入者を探してくる」



「行くぜ、イレイザー!
ハリーアップ!!!!!」



消太くんとひざしくんは外へと駆け出す。



私とブラド先生は食堂の方へ急ぐ




昼休み中のため、
パニックを起こした生徒たちでごった返していた。



「クソ、中に入れないな!」



「私、雲で頭上から誘導してきます!」



雲に乗って浮き上がり、
生徒たちの頭上から声をかける。



「みんな、落ち着いて!
急ぐ必要はないわ、ゆっくり移動しましょう!」



食堂に残っている生徒を落ち着かせ、
入口の方へ移動すると
A組の飯田くんが何故か非常口のポーズのまま避難誘導をしていた。

このままだと落ちて危ないので
雲に乗せようと近づくと
麗日さんの個性で浮いていたようで
バランスが取りにくそうだった。



「飯田くん、ありがとう!
素晴らしい判断力ね!
麗日さん、個性解除していいよ!」



飯田くんをそのまま雲に乗せ、
食堂を抜けて人混みを抜けたところに下ろす。



「白雲先生!ありがとうございました!」



飯田くんは律儀にお礼をして頭を下げた。



「こちらこそ!
勇気を出して対応してくれて助かったよ。
さっすがヒーロー候補生ね!」



飯田くんに教室に戻るよう指示を出し、
少しずつ落ち着きを取り戻した食堂に戻る。




「怪我人がいたら教えて下さーい!
雲に乗せて保健室へ運びます!
それ以外の人は落ち着いて、教室に戻ってくださいねー!」




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